肩こりの人は○○○の人が多い - 整体ゆくり

症例

肩こりの人は○○○の人が多い

スマホやパソコンを使う人の肩こりはとても多いですが…、

歯を食いしばることで首肩がこる人もとても多いです。

歯の食いしばり・・・

寝ているときの歯ぎしりや、
無意識にあごに力が入っている方も多いですし、
お仕事中に食いしばっている人もいます。

介護のお仕事などの力仕事であったり、
ストレスの多い環境にあることで
あごに力が入っていることもあります。

統計を取ったことはありませんが、
実際に肩こりや首の痛みのある人に
歯の食いしばりについて聞くと
心当たりのある方がかなりいました。

歯を食いしばる、噛みしめる・・・

噛む筋肉は頬や側頭部についています。下の図を見ると分かるように、咬筋側頭筋は頭蓋骨(特に側頭骨や下顎骨、頬骨のあたり)についています。強く噛みしめるとか、食いしばっていると、そちらの側の筋肉が縮んで硬くなってきます。そうすると、頭蓋骨の歪みになることは想像できますよね?

頭蓋骨が歪むと、首の骨も歪みやすくなります。首の骨が歪んだら…首肩の凝りになるのは想像がつきますよね?

また、筋肉と筋肉は重なり合っていますので、一つの筋肉が硬く縮んでいたら、重なっている他の筋肉も引っかかって硬くなってしまいます。

噛む筋肉と首・肩の凝りは深い関係があります。

だから、あご周りの噛む筋肉をゆるめると
首を触らなくてもかなり首が柔らかくなります。

ご自分であごや首を柔らかくする方法としては、簡単なのは上の図の咬筋や側頭筋を見ながら、頬に軽く触れて筋肉を上下に伸ばすことですね。

筋肉の筋繊維の向きに沿って伸ばすのがポイントです。

よく食いしばっている方の頬はきっと硬くなっていますので、そちらの側の筋肉を手で伸ばしてストレッチさせてあげます。

耳の上にある側頭筋も上下に優しく伸ばしてあげましょう^^歯の食いしばりが緩和されますよ♪

さらに、この図↑のように、あごの下から首回りには沢山の筋肉があります。それらが重なるようについていて影響しあいます。

図はウィキペディアから引用

歯を食いしばらないように気を付けていてもなかなか治りませんが、首周りの筋肉の緊張を取ることで顎の緊張が和らぐこともあります。

※ただ、歯の食いしばりはストレスからくることが多いので、メンタル面の修正も必要なことが多いです。その場合はご相談ください^^