鼠径部が痛む男性② - 整体ゆくり

症例

鼠径部が痛む男性②

鼠径部(そけいぶ)が痛む男性が続いたので、書く事にしました。

知立市在住の40代後半の男性。

シーズンぎりぎりまで毎週のようにスキーに行かれるため、身体のあちこちが痛い方なのですが、最近は左の内ももの上の方も痛いと言われます。

内転筋の操体をあれこれしても劇的な変化がなく…左のそけい部近辺(コマネチの辺)にも圧痛がありましたので、スキーで大腰筋に負荷がかかったのもあると思います。

もしや・・・と思って、足首のくるぶしの下の辺を押してみるとすごく痛がられました。内臓調整を行いましたところ、開脚時の内ももの痛みが軽減されました。

前述のコマネチが痛む男性に同じく、この方も内臓や生殖器系に何らかのトラブルがあるかもしれません。

内ももは、泌尿器系や生殖器系のトラブルが現れやすい場所なのです。

女性のように稀に卵巣から髪の毛や爪が出てくるということはないでしょうけど(※昔のブログに書いた実話です⇒『卵巣から毛が!?』http://seitaiyukuri.blog78.fc2.com/blog-entry-51.html

くるぶしの下のところに、精巣・前立腺の反射区(ツボみたいなところ)があるので、ご自分でもマメにマッサージするようにお伝えしました。

「そうそう、最近ちょっと元気がないんですよね…」

それならなおさら、くるぶしの下をマッサージしましょうね!

あとは、年齢的にも腎の気が不足してくるので、「補腎」が必要!
(腎の気が不足すると、老化が早まったり精力減退にもつながります)

現代人は腎が不足している人が多いそうです。補腎は男性不妊の改善にも大切なのですよ^^